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冬こそ、やまがた 米沢八湯で極楽の湯巡り

time 2017/12/04

冬こそ、やまがた 米沢八湯で極楽の湯巡り


山形がグーンと近くなった。11月4日に開通した東北中央自動車道の福島-米沢間がこれまでの40分から20分の半分に短縮され、しかも無料。
これを一番、待っていたのが米沢八湯―米沢市内の8つの旅館・ホテル群だ。
http://yonezawa8.jp/
銀座のアンテナショップ「おいしい山形プラザ」(銀座1-5-10)で、山形県の魅力PRイベント(11月18-―19日)があった。施工の国土交通省山形河川国道事務所を中心に関係団体が開通記念の一環として案内のパンフレット1000部を配ったのだが、これに参加した米沢八湯の佐藤雄二会長がとびきり上手で異彩を放った。
街頭でのチラシ配りというのは簡単なものではない。それが赤いはっぴ姿の佐藤雄二さん(写真)が、にこやかな顔で「はい、観光案内です」とパンフレットを差し出すと、ほとんどの人が受け取って「おいしい山形プラザ」に足を向ける。まるで神業、気合が違う。
これには米沢八湯が誕生したいきさつもあるようだ。佐藤雄二さんは小野川温泉の名湯、河鹿荘の社長なのだが、東日本大震災の直後はえらい目にあった。高い山に守られた山形県内は直接の放射能汚染はまぬがれたものの、客足がぱったり途絶えて、どこの温泉も宿をたたむかどうかの瀬戸際に追い込まれた。
このとき、米沢市内八か所の温泉の24軒がまとまって、「力を合わせて助け合おう」と「米沢八湯会」が結成された。歌人小野の小町が開湯したという伝説の温泉。伊達政宗や歴代の上杉藩の殿様もつかった。1200年の伝統ある温泉をつぶすわけにはいかない。
お客様を取り戻すために考えられるあらゆる手を打った。ホームページを立ち上げ、FacebookなどSNSでブログも書いた。Youtubeも使い、スタンプラリーを導入して八湯を制覇したお客様には「八湯マイスター」の称号を贈って表彰する制度まで設けた。
https://www.youtube.com/watch?v=mBOCkk8hD5s
都内でチラシも配った。佐藤会長の鮮やかなパンフレット配りの技には大震災以降の長い苦悩と血の出るような努力が滲んでいるのだ。
徐々に客足は戻ってきていたが、もう一つ起爆剤が欲しい。それが福島からのハイウエーの開通である。関東から車で3時間とちょっと。米沢の奥座敷が東京の奥座敷になってにぎわう夢が広がる。
待ちに待った開通で早くも温泉街に活気が出てきた。佐藤会長の顔がえびす顔になるのはもうすぐのように思われる。
                    (写真提供は旅行新聞新社)

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